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【企業型確定拠出年金の導入】

企業型確定拠出年金とは企業年金の一つで、確定拠出年金法を根拠とする制度です。
「企業型DC」や「401K」とも呼ばれます。

企業型DCは、原則、会社が従業員のために掛金を拠出(積み立て)し、従業員が自ら金融商品を選択し、年金資産を運用していく制度です。選べる運用商品は、会社によって異なりますが、複数の商品を運用しながら、長期的に運用し、運用成果によって、原則60歳以降に受け取る給付金が異なるというものです。

企業型DCには、従業員全員が加入する場合と、企業型DCに加入できるかどうかを選択できる場合(選択型DC)があります。選択制DCは、従業員が自身の給与や退職金などの一部を、掛金として拠出するか、これまで通り給与や退職金として受け取るか、自らの意志で選択することができます。

企業型DC​を導入する企業は年々増加しており、特に成長志向の企業や従業員に自立して働いてほしいと考えている企業により多く選ばれています。さらに、企業型DCは役員一名から導入可能で中小企業でも導入する企業が増えています。

【従業員向けの金融教育】

企業が従業員に対し金融教育を提供することで、企業・従業員とも様々なメリットがあります。

① 忙しい従業員に学ぶ機会を提供できる

金融知識の必要性は理解していても、仕事とプライベートで忙しい従業員には、新しい学びに割く時間が充分にありません。企業が金融教育の場を提供することは、福利厚生の充実や、従業員満足度の向上につながります。

② ビジネスパーソンとしてのスキル向上につながる

金融の仕組みや経済動向等を理解することは、ビジネス上においても必須の能力であるといえます。外国為替や株式市場の仕組みや、債権と金利の関係を知り、経済指標を基に国内外の景気動向を把握することは、ビジネスパーソンのとしてのレベルアップにもつながります。

③ 仕事におけるキャリア意識の向上につながる

金融教育により従業員のライフプランが具体的になることで、仕事におけるキャリアプランの具体化も期待ができます。ライフプラン、キャリアプランという将来の目標が具体的になることで、目標達成に必要なスキルや経験に気づき、それを補うための努力のきっかけや、仕事に対するモチベーション向上にもつながります。また、それにより、離職率の低下という効果も期待ができます。

④ 従業員のエンゲージメント向上につながる

経済的に漠然とした不安を抱えている従業員は、仕事に集中ができなかったり、生産性の低下を引き起こす可能性があります。金融教育を通じて、従業員が金融の仕組みや必要な知識を身に付け、安心感を得ることで、業務に集中しやすくなり、仕事へのモチベーションや帰属意識が高まります。

ビスピークでは、従業員様向けのセミナーを行います。
福利厚生の一環として、従業員教育にぜひお役立て下さい。

※その他ライフプランやマネーセミナー等のセミナーについては応相談とさせていただきます。