ウィークリー・ニュース 2021/1/23

はい、今週の大きなニュースはやはりバイデンさんの大統領正式就任ではないでしょうか!

11月の選挙以来、いろいろと騒ぎがありましたが、無事に就任されました。

そこで、就任初日に15件の大統領令に署名していますので確認してみましょう

・パリ協定復帰(トランプさんが脱退した環境問題対策の世界的協定)

・WHO脱退を撤回(トランプさんが中国寄りなWHOに激怒し去年7月に脱退表明)

・メキシコ国境の壁の建設中止(トランプさんのメイン政策、不法移民対策)

・マスク着用義務化

その他、コロナ対策や経済対策などの大統領令に署名しています

つまり!
トランプがやってきたことは全部中止じゃー!

オバマ時代にやってきたことに戻すぜー!

と仰っております

これ、資産形成の視点で見るとこんな感じです

オバマ時代は2008年のリーマンショックからの回復期ということもあり、緩やか安定的右肩です

それに対してトランプ時代は急激に上昇した後、変動幅大きく激動の右肩+コロナ激落ち復活

トランプさんは4年間で2万ドル→3万ドルなので1.5倍

オバマさんも4年間で1.3万ドル→2万ドルなので1.5倍

と、言うことは!

民主党でも共和党でも一緒じゃん!って声が聞こえてきそうです、僕の心の中から(笑)

これ、株式の「指数」で見るとこうなります

S&P500もナスダックも同様の傾向にあります

ですので、インデックスファンドで積立を行う人は、基本的には「継続」が第一優先事項です

ちなみに、積立チームは上記のチャートでみるとトランプ時代の方が利益出ているはず

なぜなら変動幅が大きいので、ドルコスト平均法の効果が高まりそうです

同様に、個別株チームもずっと保有でいいかというと、そういうわけでもないのです

特に米国は共通して伸びる銘柄もありますし、ガラッと流れが変わる銘柄もあります

ですので、今回のような政権交代などが起こった場合には戦略の見直しが必要かなと僕は思います

そこで、バイデン政権ではどのような銘柄に資金が集まるかを考えましょう!

まずはGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)の時代復活ですかね

なぜならば、巨大IT企業はほぼ民主党支持だからです

彼らが今回の選挙でバイデンさんを勝たせたと言っても過言ではないのです

ビジネスとして考えた際に、トランプさんのアメリカ一国主義よりも

バイデンさんのグローバル経済の方が彼らには都合がいいですからね

中国やヨーロッパと喧嘩するよりは仲良くしてくれた方が儲かるということです

そこにクリーンエネルギーの電気自動車系(テスラやエヌビディアなど)や

コロナ対策強化ということで非接触型のフィンテック系(ペイパルやシーなど)あたりが

アフターコロナの世界ではメインとなりそうです

また中国系の銘柄も上昇中!アリババ、テンセントなどに加え、NIOやシー、FUTUなどなど

しかしながら政治的リスクや株価の上昇過熱感がありますので、個別株やられる方は、ご注意を
今後バイデンさんがどのような政策を出してくるか、

その時各国がどのような反応をするか、非常に注目です

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電気自動車への参入祭り

この写真は中国の電気自動車(EV)メーカー「NIO」の車両とCEOです

このNIOは「中国のテスラ」と呼ばれ、性能や航続距離などもテスラの車両に負けません

お値段も同等クラスです

こもCEOウィリアム・リーさんの野望が「中国の空を奇麗にすること」です

イノベーションを感じますね!

その他にも、ジャガーやメルセデスベンツ、BMWなど、世界大手の自動車メーカーが

こぞってEVを発表しています

日本は日産、トヨタ、ホンダが車両発売していますが、テスラやNIOと比べると、ムムム・・

充電ステーションやバッテリーの交換などまだまだ課題の多いEVですが、

環境問題と抱き合わせで一大ビジネスにしようと各国が躍起になっていますね

僕がこのニュースか考えていることは、

・中国が「安かろう悪かろう」から「高品質高価格」へステージチェンジを図っていること

・技術力では日本のはるか先を行っていること(正確性や精度の面では日本に分がある)

この電気自動車が普及することによって、いろいろなところに技術革新が波及します

中でも、半導体とバッテリーの性能は今後各段に上がっていきそうですね

この写真は日産の欧州部門が発表したコンセプトカー

屋根にソーラーパネルが付いてます!

太陽光で発電しながら走る、自給自足カー、最高です!

やっちゃえ、日産!!

ということで、今週はその他大きなニュースがなかったのでこの辺で!

それでは、また来週!!!

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