みなさまこんにちは、中林です。
先週はどんな1週間でしたか?
前回、筋トレをスタートしたと宣言しましたが、安心してください、続いてますよ!(笑)
YouTubeって便利ですねー
僕の筋トレ師匠は「なかやまきんに君」さんです!パワー!
今週のバフェットさんの名言(勝手にシリーズ化しました笑)
「金持ちになるためには2つのルールを守りなさい。
ルール1 絶対にお金を損しないこと
ルール2 絶対にルール1を忘れないこと」
by ウォーレン・バフェット
良いこと言うなー!
今週の僕の運用方針はこの言葉通りになりそうです。
【米国株】
先週も引き続き株価調整な流れ。3/16-17のFOMCが一つの区切りとなりそうなので、様子見買い控え、あまりにも下げるようなら押し目買い。電気自動車系はしばらくスルー。コロナ禍で業績は悪いが社内イノベーションを起こしている大手があるので、そこに注目している。
【日本株】
よく耐えてるなという印象。日本も長期金利が若干上がっているが、依然低いままなので、まだ株優位かなと。日銀のETF購入が減ったので、買い支えに乏しくピークは過ぎたような。
反省会
えーと、中林のポートフォリオ、米国の金利上昇にやられまくっています。。
以下、反省文ですので、興味ない方はすっ飛ばしてっください(笑)
株式クラス受講生の方には「逆指値」の大事さをお伝えしているのですが、現在あえて設定せずに長期保有作戦を実行しています。
というのも、これまでのナスダック銘柄の上昇局面では、浅く利益確定してしまうとその後の上昇についていけなかったり、あるいは“一時的な”下げで損切り確定してしまって資産が増えなかったりとしていたので、、
バフェットさんが言う「買ったらずっと持っとけ!」を実践してみようじゃないかと。
詳細は後日、投資部の方にでも僕の備忘録としてまとめたものを記載したいなと。
それくらい今回の金利上昇→グロース株の激落ちくんは辛いです。。
ちなみに、バフェットさんの「買う」は徹底的に調査して、その企業の株価が将来の価値より下回ったら(株価が水準以上に下がったら)「買う」という前提なのはお忘れなく!
心が何度も折れそうになり、まさに「プロスペクト理論」そのままの状態です。
しかし!下落相場になってまだ一ヶ月。各社とも決算は悪くなかったので、このままキープ!信じます。
ちなみに、調子に乗っていた僕はほとんどグロース株に突っ込んでいたのでこんなにやられているのですが、バリューやダウなどは上がってますので、そこも反省点でございます。
ちなみにですが、とある銘柄は-30%に到達しました、、少し前までは+30だったんですけどね、、
皆様、お気をつけくださいね(苦笑)
為替の話
今週は目新しいニュースは特になく、米国は雇用統計が良かったにもかかわらず大型財政出動が可決。
ミャンマーは依然として軍部政権が継続で、軍による痛ましい事件も起きています。
中国は習さんが内部の粛清、有力企業への圧力などで、ますます権力を強め、国としてのパワーを蓄えています。
ので、そういった流れは変化なく継続でした。
なので今回は「まとめ編」第2弾、為替のお話です。
なぜなら、2月中旬からの金利上昇に伴いドル円が109円まできたのです。
為替の仕組み
為替は簡単に言うと「2国間の人気投票」です。(政府が意図的に介入しない限り)
前々回、米国金利の上昇のお話をしました。
現在も米国金利は上昇しています。
コロナ以前の金利水準が約1.9%でしたので、米国経済が戻る→2%くらいまでの金利上昇が予想されます。
「金利が上がると株価が下がる」は以前お伝えしたかと思います。
今回の米国グロース株の下げは、やり過ぎでしょ!ってくらい徹底的に下げてます!(恨み節、このテーマとは違うのですが、あまりにもなので。。)
金利の上下は株価以外にも影響を与えます。
それが「為替」です。
お金の預け先として、金利が高い方に預けたいですよね?
ドル円で言えば、日本の金利は低いままなのに対して米国の金利は上がっています。
具体的に言うと、(専門用語出てきますので、苦手な人は読み飛ばしてください、できればついてきてください!)日本もコロナからの景気回復期待・金融緩和で今までマイナスだった金利が0.13%まできました。若干上げていますが、まだまだ低い。
しかしながら米国は0.6%→1.6%です。日本も米国も金融緩和→インフレの流れは変わりませんが、米国の方が単純に規模がでかい&今回の追加政策。
日本は緊急事態宣言延長とかいってるので、海外の人からすると、
ジャパンはどうなってるの〜
オリンピックも開催怪しいやん〜
ですので、ピーク時の1$が102円→109円になりました。
はい、これは「円安」?「円高」?
円安・円高・ドル安・ドル高
上記の答えは円安ドル高です!みなさん、正解でしたよね?
為替はトレードの関係なので「安」⇄「高」です。
つまり為替に影響を与える要因としては4つ、円の人気の上下とドルの人気の上下。
実はここを意識しておくと為替の理解が深まります!
ニュースでは「円安ドル高」と表現されてしまうので、そこからもう一歩。
今回は実は円安とドル高のダブルパンチ!円の人気が下がったのと、ドルの人気が上がったので一気に109円まできてしまったのが、今の背景だと僕は考えています。
参考までに
対ユーロ、対豪ドルでも円安ですので、円の人気は低下中。
為替の相場感をみたい場合には、他国通貨での比較も役に立ちますね。
まとめ
・日米ともに長期金利上昇→グロース株下落、バリュー株上昇
・円安ドル高→日本の輸出企業にとっては追い風
ですので、米国のバリュー株を持っている僕には非常に厳しい状況です!(何度もすみません笑)
ですが!
次の展開としては
金利上昇→債券購入増加→金利落ち着く→バリュー株上昇一服→下がり切ったグロースへ資金流入!
果たしてこれがいつ来るのか。次のFOMCが3/17-18なので、その辺りが区切りであってほしいものです。
それでは、今回はこの辺で!
また来週!良い一週間を!